高城剛「今のドローンは20年前のインターネット黎明期と同じ」「VRやAIより重要」

1:2016/06/27(月) 12:15:44.68 ID:

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/061400329/
今年3月に著書『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す』(集英社)を発売した「ドローンにハマった男」高城剛氏は、
ドローンの現在や未来をどう見ているのか。
前編「僕がドローンに1000万円つぎ込んだワケ」、中編「ドローンが進んでいるのはインテルとアフリカだ」につづく後編記事は、
ドローンが世の中をどう変えるかについて、そして日本がすべきことについて高城氏が語る。

「20年前のインターネット黎明期と同じ」
――無人ドローンが浸透したら、世の中はどう変わると思いますか?
高城剛氏(以下、高城):例えばの話ですが、自動車業界では、運転が手動から自動に移り変わろうとしていますよね。これは一番分かりやすい例ですが、
ロボティクスは今後さまざまな産業で浸透していくことになるでしょう。それによって、社会システム自体が変化していくことは容易に想像できると思います。
そうなると、スマートフォンの画面をタッチするだけで、自動車やドローンが自宅まで自動でやってきて、さらに自動でまたどこかへ向かっていく。
そういった未来が、10年後ぐらいには当たり前になっているかもしれませんね。
 ただ、正直に言えば、新しいテクノロジーが世の中に浸透する前に、その未来像をイメージするのはなかなか難しいものです。
インターネットのときを思い出すと分かると思いますが、20年前にインターネットが世の中にどんな影響をもたらすのか。それに気づいていた人
はあまりいなかったと思います。そもそも、一般人であればインターネット自体を理解することさえ、とても難しかったのではないでしょうか。
ドローンを「インターネットの物理版」と捉えれば、それと同じでしょう。
逆に言えば、いまドローンの未来像をイメージできる人は、今後も生き残っていけると言っていいかもしれません。インターネット時代であれば、
それがグーグルでありヤフーでありアマゾンだったのかもしれませんね。ドローンの現在はまさに、20年前のインターネット黎明期に近いタイミングといってもよいでしょう。

「VRはつまらない、人工知能はまだ早い」
――では、高城さんはドローンにどんな可能性を見ていますか?
高城:僕がやりたいと思っているのは、編隊を組んだ1000台のドローンを同時に飛ばすということです。でも、これはただ単に多数のドローンを同時に飛ばしたいと
いうわけではありません。僕が目指しているのは、ドローンでディスプレーを作るというサービスです。
どういうことかというと、まず、LEDで球体型に囲まれたドローンをイメージしてください。そして、それをディスプレーの1ドットと捉えるとどうなるでしょうか。
このLED付きドローンが規則正しく並んで空中を飛行すれば、まさに目の前にディスプレーが出来上がるというわけです。
この取り組みは、僕がクリエイティブディレクターを務めている次世代ドローンプロジェクト「Sky Magic」の一環です。
先日も富士山で20台の編隊飛行を実施しました。コンセプトとしては、台数を増やしていくことで、リアルな現実空間にバーチャルな情報空間を構築するというイメージです。

――バーチャルリアリティ(VR)に近いイメージですね。
高城:ですが僕は、ゴーグルを使ったVRやARをまったく信じていなかったりします(笑)。だって、僕らは現実で生きているんだから、現実が情報化しないと意味がないでしょ?
だいたい、どうして21世紀になったというのに、いまだにメガネをかけなければならないのか。そもそも、VRは1980年代に考え出されたアイデアなんです。
そんな30年も昔のアイデアを、今ごろやってもちょっとつまらないかな。リアルな空間を情報化する方が、よっぽど今のトレンドに合っていると思いますね。

2:2016/06/27(月) 12:15:51.94 ID:
――VRやARとともに、最近は「AI(人工知能)」も話題になっていますよね。これについてはどうお考えですか?
高城: AIも技術としては面白いですが、いますぐ世の中を変えるほどのインパクトはないのではないでしょうか。
AIは2040年代をメドに人間の大脳新皮質に匹敵する性能を目指していると言われていますが、近未来ではまだ人間の能力にも満たない機能に、
世の中を変える力があるでしょうか。そういった点を踏まえれば、世の中を変えるには「まだ早い」という感覚です。
一方で、ドローンはまさに「今」なんです。これは米国国防総省の2017年度予算をみれば明らかで、「人工知能を用いるサイバー及び電子システム」、
いわゆるAI関係に17億ドルの予算を割いているのに対し、「ヒューマン・マシン・チーム及びドローンの『群れ』による作戦」、
いわゆるロボティックスとドローンに、AIの倍近い30億ドルもの予算を割り当てているのです。「本当にいますぐやらなければならないのはドローンだ」
と理解しているからこそ、国防総省はそれだけの予算をドローンに割いているわけです

「クルマが規制されていたときと同じだ」
――逆に、ドローンの普及を阻むものは何だと思いますか?
高城: それは当然、ドローンに対する規制です。見たこともない新しいテクノロジーを恐れるのはわからないでもないですが、
「怖いから」という理由だけで何でもかんでも規制するのは良くない規制ですよね。規制は、よくわからない人が、「よくわかってる風」の人たちに
相談して作ってしまっていることが多いように見えます。
規制については、面白い前例があります。自動車が英国で登場した19世紀中頃、馬車組合の反対から、車の前に赤い旗を持った人が歩かなければならないという、
いわゆる「赤旗法」が制定されました。この法律により、英国ではモータリゼーションが進まず、ドイツや米国に後れを取ることになりました。
行き過ぎた規制が、その国の産業をつぶしてしまうという好例でしょう。
 現状、世界ではドローンを重量でレイヤー分けしています。例えばいくつかの国では、250g未満、2kg未満、25kg未満、そして25kg以上といった感じの細かい
レイヤーに分けられています。ドローンの正体を徐々に理解し、どこまでなら安全かを見極めようとしていることが分かります。
一方、日本はどうでしょうか。ドローンへの理解がまだ進んでいない日本では、改正航空法により、200g以上はすべて規制の範囲内となっています。
250gも1.5kgもそれ以上の重量のドローンもすべて一緒に規制するというのはいかがなものでしょうか。以前の赤旗法と同様の行き過ぎた規制のように思えます。
そう考えると日本のドローン産業には、明るい未来はないのかもしれません。

――日本はどうしたらいいのでしょうか?
高城: ドローンをちゃんと理解して規制を見直すことはもちろんですが、ドローンに対するビジョンをしっかり持った人を増やすことも重要です。
これは政治家や官僚だけでなく、日本企業のトップにもいえることでしょう。
もちろんこのビジョンは「世界に負けないドローンを作ろう」というものではありません。「ドローンで世界をどう変えていくのか」、そういったビジョンが必要です。
例えば、コンピューター産業の黎明期に「どこにも負けない高性能なコンピューターを作ろう」と考えた人は、たぶん誰もいなかったと思います。
そうではなく「これが社会をどう変えるか」をみんなが考えていたはずです。だからこそ、コンピューター産業はいまこうやって花開いていると僕は思います。
少なくとも、ドローンを「空飛ぶカメラ」ぐらいにしか考えていないようではダメなわけですが、いまの日本はどうでしょうか。ビジョンを持った人物は、
政治家や官僚だけでなく、大手企業にもほとんどいないと僕は感じています。
ビジョンを持つ人が日本に増え、ドローンが日本でも普及することを僕は望んでやみません。だってそうなれば、僕はアフリカなどにわざわざ行かなくても、
もっと日本にいることができますから。
(文/近藤 寿成=スプール 写真/竹井俊晴)

153:2016/06/27(月) 16:36:36.37 ID:

>>1
俺はVRに掛けてるから若干気持ちは分かるが、自分の好きな技術を引き立たせる
のに他の技術を貶すのは止めて欲しい。

そんなことしても共倒れになるだけだ。

単にドローンの未来を語るなり、他分野の技術とのブラッシュアップを
提案するなりしてほしい。

202:2016/06/27(月) 19:21:36.95 ID:

>>1
おおむねおkだけど、VRが30年昔ならドローンは50年を越えてると思うw
203:2016/06/27(月) 19:33:05.77 ID:

>>202
複数の推進器で姿勢制御する飛行体の歴史は今主流のシングルローター機より古いしGPSの開発が始まったのは1973年
ジャイロと加速度計を使った姿勢制御および自動操縦システムなんてジャンボジェットがデビューした頃には既に実用化済み
技術的に目新しいものなんて何もない
232:2016/06/27(月) 22:15:32.50 ID:

>>203
ジャイロの小型化、Lipoバッテリー、ブラシレスモーター、カメラの小型化
14:2016/06/27(月) 12:33:37.71 ID:

車並みの産業になりそうなのに自立二輪とドローンの製造会社少ないよな
21:2016/06/27(月) 12:39:14.97 ID:

>>14
そこまで大きくならないよ
15:2016/06/27(月) 12:34:01.03 ID:

ハイパーなんちゃらの人
18:2016/06/27(月) 12:36:07.40 ID:

欲しかったけど、規制で諦めた
ミニセグウェイも欲しいけど、使えないので買わない
26:2016/06/27(月) 12:43:52.28 ID:

ドローンも不遇だよね。
クソガキや基地外が悪用したせいで、ドローン=悪、迷惑なものみたいな扱いになってさ。
色々な転用や可能性を秘めているだけに残念。
93:2016/06/27(月) 14:19:55.77 ID:

>>92
アメリカなど海外に期待するしかないな。外国で先進的な使い方をし、それがないと
やってられない、って状況になれば嫌でも日本は追従するだろう
144:2016/06/27(月) 16:17:41.63 ID:

>>93
それしかないな。
28:2016/06/27(月) 12:45:13.35 ID:

そりゃ兵器としては魅力あるから米国防総省はドローンに金かけるだろう
38:2016/06/27(月) 12:52:31.29 ID:

100万台とかのドローンをつかって

台風の移動

雷からの盗電

1000万台のドローンをつかって、要人とかの警護、大会とかの監視

あとは高高度ドローンによる個人追跡だな。

39:2016/06/27(月) 12:54:10.78 ID:

火山学者が阿蘇の火口にドローンを飛ばしたら木っ端役人に注意されてたw
なんでも「ドローンが落ちて取りにいかれたら危ないから禁止している」だってさw
42:2016/06/27(月) 12:57:42.60 ID:

嫁がドローン
65:2016/06/27(月) 13:27:39.92 ID:

VRとドローンとAIはどれが優位と比較されるものでもない。
共通点はいま話題と言うだけ。
この3つの合体も全然ある。
ただこの3つのうちでドローンが一番需要を実感しにくい。
もともとアマゾンが莫大な配達コスト対策として考えたものだが配達以外のドル箱需要ってあるか?
66:2016/06/27(月) 13:27:56.26 ID:

どうやったって風に流されるようなものがそんなに重要か?
エネルギー的に考えてもめちゃくちゃ効率悪いし
67:2016/06/27(月) 13:28:14.85 ID:

ハイパー半ズボンクリエイターの人懐かしいな。
79:2016/06/27(月) 13:45:39.36 ID:

日本は自由が嫌いで規制が大好きだから仕方ないね
84:2016/06/27(月) 13:58:54.46 ID:

>>79
自由が嫌いというより、自由の価値が判らんのでは。
また、自由ということに対してどうしていいかも判らん。
ならばむしろ規制して縛ってもらったほうが安心できる、と。
81:2016/06/27(月) 13:49:28.71 ID:

潜水ドローンが海底鉱床から自動採集とか
宇宙用ドローンが軌道上のデブリを掃除回収とか
生身の人間にやらせるのは危険で金かかりすぎる事が出来るならアリかなぁとも思うが
生身の人間で充分間に合ってる業種の置き換えは別にどうでも良い。
82:2016/06/27(月) 13:54:10.94 ID:

飛ぶことよりプログラムしておくと勝手にやることが使えるかもね。
ビル清掃、工事、木の剪定、人の誘導、空中標識、浮遊看板、、
85:2016/06/27(月) 14:01:03.27 ID:

良い感性を持ってる人だと思ってたけど
沢尻を選ぶ感性にはガッカリした
143:2016/06/27(月) 16:16:46.43 ID:

>>85
上の感性と下の感性は通常リンクはしない。
86:2016/06/27(月) 14:06:31.20 ID:

産業への活用という観点ならばAIやVRよりはるかにドローンの優先順位が高い
でも今更レッドオーシャンに飛び込んでも意味ない

日本はVRとAIとロボット技術でセクサロイド作る技術に全フリしてきゃええねん

87:2016/06/27(月) 14:08:48.48 ID:

例えば海外では1000機のドローンがまるで1匹の蛇のように動く群体制御技術が研究されている
日本の群体研究はいまだに同調精度で足踏みしてる
109:2016/06/27(月) 14:51:41.01 ID:

規制だらけで日本じゃ使いようもない
電動自転車やセグウェイも然り
日本終わってる
117:2016/06/27(月) 15:06:42.31 ID:

高城剛が富士山で飛ばした写真見たけど幻想的だね
タイの風船飛ばす祭りみたいな

管理人コメント:

ハイパーメディアクリエイター(笑)って思ってたけど、この動画みたらハイパーメディアクリエイター(白目)ってなった。確かにこれはハイパーメディアをクリエイトしてるわ。

 

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